流動性のリスク

為替のトレーダーは、流動性について考えることが少ないように思います。流動性というのは、投資商品の売買のしやすさのことです。普通に考えて、通貨に買い手が付かないということはありませんからね。かつてのジンバブエドルのようにハイパーインフレーションを起こしているような国の通貨なら別ですが。主要な国の通貨は緩やかに売買されているので、たいていの為替市場は株式市場に比べてのんびりしたものです。私はたったの数分でドルの価値が5円落ちたのを見たことがあります(2008年10月24日)が、そういう現象は恐慌のときぐらいしかお目にかかれません。

 

 その一方、株式市場では頻繁に流動性が問題となります。一般に株式は不動産に比べて、流動性が高いと言われていますが、それでも悪材料が出た企業の株は買い手が付かず、ストップ安となります。決算書の虚偽記載など、上場廃止を匂わせるようなニュースが出た銘柄にいたっては、連日ストップ安が続きます。すでに保有している株を処分したい場合を除いては、こういう株には触れないほうがいい、と私は考えています。

 

 また、銘柄によって流動性は違います。誰もが知る大企業の株と、知名度の低い企業の株では、やはり大企業のほうが流動性は高いです。出来高を見れば、だいたいの流動性が把握できるのではないでしょうか。

 

 流動性の低い株は、ファンダメンタルから見て割安なことが多いのですが、希望する価格で売りにくい、という事実が、その株価に反映されている、ということを知っておく必要があるでしょう。そして当然ながら成行注文を出してはいけません。思わぬ値で売買する羽目になってしまいますからね。

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